2018年11月6日
知って得する!JCKリンクスの外構講座① ~ご存知ですか?オープン外構・クローズ外構~
外構には大きく分けて2種類あります。
「オープン外構」と「クローズ外構」と言われています。それぞれにメリット・デメリットがあるんですが、どちらのほうがいいというのはありません。
今回はオープン外構・クローズ外構についての豆知識をご紹介したいと思います!
上の図2枚は「オープン外構」といわれる外構です。
オープン外構とは、道路との境界を塀・門扉などで囲わないもののことを言います。
オープン外構は欧米に多く、塀などがないため明るく、開放的なイメージがあります。道路に面した場所が開放的であるお庭をオープン外構と呼んでいます。ですが、何も設けないというわけではありません。芝生、タイル、石張り、花壇、低い植栽などで道路との境界を示すなど、いろいろなバリエーションがあります。
日本で多くみられるのは、最小限の植栽で建物の中を見えづらくし、低めの植栽で敷地内への侵入を防ぐという外構です。
開放感を大切にしながら、必要なプライバシーは守られる外構ですね。
では、オープン外構のメリットはどのようなことがあるでしょうか?
・開放感
塀や門扉がないため、その分敷地を広く使用することができます。玄関前のアプローチ、駐車スペースなどを個性的なデザインにすることで待ちゆく人に見てもらう、まさに「魅せる外構」といえます。
・圧迫感がない
塀などで敷地の周りを囲ってしまうと、どうしても圧迫感が感じられます。オープン外構は塀などを設けないので、圧迫感がなくたとえ狭い敷地であっても広く見せることができます。
・外構にかかる工事費が抑えられる
塀や門扉などの費用が掛からないので、その分低価格での工事が可能です。
オープン外構の1番のメリットは、やはり開放感ではないでしょうか。広く開放的なスペースの魅せ方は様々ですので、デザインの幅が広がりますね!
ですが、やはりデメリットもあります。敷地内に侵入されやすい・防犯やプライバシーを守る対策は必要です。道路との境界が囲われていないので、お子様の飛び出しなどにも注意が必要です。
上の図は「クローズ外構」と言われる外構です。
クローズ外構とは、境界を比較的高さがある塀や生垣、門などで囲み周りからの視線を遮るもののことを言います。オープン外構とは真逆の「見せない外構」です。ブロック塀などは重厚な雰囲気がありますが、光や風を通すフェンス、最近では塀などにガラスブロックを使用たりといろいろなデザインがあります。エクステリア用品を駆使してデザインを楽しむのもいいですね。
では、クローズ外構のメリットをご紹介します。
・プライバシーを守る
外部からの視線を遮るので、プライバシーを守ることに関しては大きなメリットといえます。
・安全性
オープン外構に比べて、敷地への侵入は困難です。塀や門などがあることにより防犯につながり、安全性が向上します。
クローズ外構のいいところはプライバシーを守る。これではないでしょうか。外部からの視線が気にならないので、お庭でBBQやガーデニングなど好まれる方に人気の外構です。もちろん、クローズ外構にもデメリットはあります。狭い敷地では、圧迫感があります。生垣などの場合は特に近隣の方への配慮は欠かせません。
このように外構にも種類があり、デザイン、使用する資材、見せ方、様々です。
敷地周辺の交通量、治安、近隣の方の状況などいろいろ考慮して世界で1つの素敵な外構を作り上げましょう!
「うちの敷地だとどんなデザインが可能なんだろう・・・」
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